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現役保育士のリアルな保育の情報発信→男性保育士・保育知識・情報共有・新保育所保育指針・生きる力・非認知能力

【0歳児】1月第2週

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子どもの人数

・乳児食 6人

・完了食 8人

・合計  14人

 

 

ねらい

 ・休み明け、生活のリズムを整えていく。

・保育者との関わりを通して、模倣をしたり、簡単な言葉のやりとりを楽しむ。 

 

活動内容

 〈月曜日〉

・2つのグループで遊ぶ⇒ボールプール

 〈火曜日〉

・2つのグループで遊ぶ⇒他クラスのおままごと

〈水曜日〉

・休み

〈木曜日〉

・お正月集会

〈金曜日〉

・ホールで発表会の練習⇒マット運動

 

 

〈PICK UP 月曜日〉

・ボールプール

 実は、ボールプールで遊ぶことが子どもの発達にとても良い影響を与えるといわれているのを知っていますか?

 ボールプールは遊びの幅が広く、様々な動きが行えるのも魅力です。ボールを掴んで・投げて・取って・かき集めて、またその中に飛び込んだり泳いだり潜ったり…。遊びの中で子ども達はたくさんの動作を自然と取り入れ、体験することになります。

また、同じボールプールにいても、子どもの年齢によって遊び方が異なる

 例えば…小さな子どもなら“ボールの上を歩く、ボールに埋もれる、投げる”という遊び方がメインですが、大きくなると“ボールをかきわけて歩く”という動きがそこに加わります。人間の基本的な動きは、36個に分類されます。その動きをたくさん身につけることで人間の動きはより複雑に発展していきますが、ボールプールは遊びの中で自然とステップアップしていくことができるのです。

このように、全身を使ってボールプールで遊ぶことが、触覚を刺激したり、自然と複雑な動きをマスターすることに繋がり、子どもの脳を成長させてくれるのです。

 

〈PICK UP 木曜日〉

・お正月の集会

 全クラスがホールに集まって、お正月の集会。「あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。」と新年の挨拶をした。お正月の歌や手遊びを楽しんだ後に、干支やおせち料理のクイズをしていった。その後お正月の遊び=伝承遊び、けんだま、こま、羽根つき、凧あげを職員が披露する。ラストは手作りの獅子舞が子ども達の頭をかじって集会はおわった。

 各家庭でお正月の伝統文化を感じる機会がなくなっている。現に私自身、家でおせち料理を食べた記憶がなく、食材ごとの意味を知ったのは、保育園に就職してからだ。時代の流れと共に、薄まっていく日本の古き良き伝統文化。そんな時代だからこそ、保育園で担っていく役割はとても大きい。

 新保育所保育指針にも記載されている。

季節の変化に関連して行なわれる伝統行事も 幼児の生活に変化をもたらし、その由来や意義を知ることで心情を豊かにするため、指導計画 に盛り込まれている。

  

ハッピーエピソード

0歳児後半

 名前を呼ぶと「はーい」と手を挙げて答えるA子ちゃんがいる。

保育士が他のお友達の名前を呼ぶが、全然気づかない。。。

A子ちゃんがその子に向かっていき、「あなた呼ばれているわよ!!」っとお節介おばちゃんのように教えていた。

胸にグーパンチをして。笑

グーパンチされた子はただただ迷惑がっていた。

 

お節介な感じ。教えるのがグーパンチ。

こういう関わりが大好きです。

 

今週の歌

おしょうがつあそびうた

 いちねんはじめのおしょうがつ おとなもこどもも

 おめでとう ことしもいいことあるように

 「お」ではじまるものいってみよう

 おしょうがつーおとしだまーおりがみーおばけ

 おきゃくさんーおひめさまーおしばなーおふろ

 

 いちねんはじめのおしょうがつ おとなもこどもも

 おめでとう ことしもいいことあるように

 おせちでたべるものいってみよう

 おぞうにーくろまめーきんとんーなます

 だてまきーかまぼこーかずのこーお・と・そ

 

 【日々保育(横ちん先生)とは】

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年齢:20代後半の中堅保育士

Twitter:@FuckingHoiku

ひとこと:保育計画と事務作業が苦手な自分に向けた、記録をブログに綴っています。保育って結局経験がものを言う。もうすこし詳しく

日々保育さんのプロフィール - はてな

 

【0歳児】12月第4週

子どもの人数

・乳児食 6人

・完了食 8人

・合計  14人

 

 

ねらい

 

・保育者や友だちと簡単な言葉のやりとりを楽しむ。

・一人一人の健康状態を把握し、寒い時期を健康に過ごせるようにする。

・インフルエンザや胃腸炎などの、感染症の予防や早期発見に努める。

 

 

活動内容

 〈月曜日〉

天皇誕生日の振り替え休日。(来年から23日が休みじゃなくなるのが、寂しい)

 〈火曜日〉

・おままごとと部屋で自由遊び

〈水曜日〉

・雪だるま制作

〈木曜日〉

・テラスと部屋で自由遊び

〈金曜日〉

・新聞ちぎり

 

〈PICK UP 金曜日〉

・新聞ちぎり

 

新聞を自由にちぎっていく。新聞をちぎる感覚が気持ちいい。

普段は散らかることがよしとされないが今日だけはなんでもあり。

 

 興奮して、ちぎった新聞の上で泳ぐように暴れている子。「あははははh」とみたことのないとても満足した顔で遊んでいた。とても可愛かった。

 

 低月齢の子は新聞を口の中に入れてします。しかし、一度口に入れて、おいしくないことを理解すると、もう口に入れることはなかった。挑戦をして、自ら学んだ瞬間だった。「新聞食べるってどんな味がするんだろう?」っと先輩が新聞をパクッと口に入れる。「なんかインクの苦みがある」「この味なら一度食べたらやめるね」と言っていた。

衝撃的だった。。と同時にすごい保育士だなって尊敬した。

究極の子ども目線の保育をしている。

 

 新聞は床に散らばると滑りやすいので、歩き始めの子は注意が必要。

 

 

【反省・考察】

・部屋の中では、高月齢も低月齢も自由に遊んでいるため危険はないが、テラスや園庭では、動きが全く違うため、グループごとの活動をもっと工夫していかなければいけないと感じた。

・金曜日の新聞ちぎりでは、新聞以外の雑紙も用意したため、子ども達のまた違った反応が見られたのはよかった。白い紙を上からパラパラ落として、雪に見立てて遊ぶことはイメージにも繋がっていた。

 

 

 

【ケガ】

・特になし

 

 

【ハッピーエピソード】

〈絵本だるまさんシリーズ〉

 

・だるまさんの絵本を読んでもらう子ども達。

 

後ろからその様子を見ていると、だるまさんのリズムに合わせて頭を左右に揺らして、まるでロックバンドのライブでヘドバンしているような異様な光景。

保育園ならではの光景で、可愛いくてもだえる。

「だ・る・ま・さ・ん・が・・・」

 

  

【日々保育(横ちん先生)とは】

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【0歳児】12月第3週

【子どもの人数】

・乳児食 6人

・完了食 8人

・合計  14人

 

【ねらい】

・園庭やテラスに出て、身体を沢山使って遊ぶ。

・散歩に行き、探索活動を楽しむ。

・一人一人の健康状態を把握し、寒い時期を健康に過ごせるようにする。

・インフルエンザや胃腸炎などの、感染症の予防や早期発見に努める。

 (病院からインフルエンザの流行が伝わったので↑↑)

 

【活動内容】

 〈月曜日〉

・部屋の中で、ボールプールとおままごとコーナーを分けて自由遊び。保育者1名が最近かみつきの多い3人を連れて、2歳児の部屋をかりて遊ぶ。少人数の3グループに分かれて遊んだ。

 

〈火曜日〉

・月曜日とほぼ同じ。

 

〈水曜日〉

・全員で散歩を計画していたが、水様便をしたA君がいたので、保育者1名とA君はお留守番。他のメンバーで、電車が見える線路にいった後、保育園近くの公園で遊んだ。散歩では、4人乗りバギー2台と歩ける子4名を交代しながら、保育者と手をつないで歩くことを経験できた。

 

〈木曜日〉

・高月齢の子5人+中月齢2人=7人を保育者3人で園庭へ行って自由遊び。

・他の中月齢+低月齢の子はホールに行き、マット運動を行う。

 

〈金曜日〉

・休みだった。

 

 【子どもへのアプローチ】

・おもちゃのかごに写真を貼った。

片付けるときに分かりやすいように可視化することで、高月齢児の子達は「ないない」と言いながら、片付けをしている姿が見られた。

場所を一定の場所に固定化するのは、効果的だった。

 

【反省・考察】

・月曜日に嘔吐したA君。火曜日に水様便をしたため散歩には行かなかった。散歩に行っている時に、クラスで安静に過ごしていたが、熱が38度まで上がっていた。診断の結果、胃腸炎だった。子どもの状態をしっかりと把握したことで、悪化することなく、対応できたのはよかった。

・月曜日、火曜日と3グループに遊びを分けたことによって、子ども達も落ち着いて過ごすことができた。しかし、保育者の目も少なくなるので、活動内容や全体の把握の仕方にもう少し工夫が必要だ。

・木曜日の園庭では、他のクラスが散歩やテラスを使っていないことを知っていたため、0歳児クラスだけで自由に使えたのはよかった。子ども達の動きが活発になり、普段しないような、フラフープ遊びや、かけっこを楽しむ姿が見られた。

 

【ケガ】

・月曜日の10時30分頃、ボールプールの家の足に足をひっかけて、倒れて、唇を切り、出血した。すぐにガーゼで圧迫し止血する。

⇒歩き始めたばかりでまだ不安定なため、十分注意して見守っていかないといけない。また床におもちゃがちらばっていないなど、歩行の練習をしやすい環境を設定していく必要がある。

⇒転んでも手が出るように、階段をはいはいで上り下りする遊びを今後取り入れていく。

 

・火曜日・木曜日の16時頃、かみつきあり。おもちゃの取り合い。

⇒他児の玩具が気になり、取り合いになり、かみつくことが多い。噛んだらいけないこと、「かーしーて」とやりとりの仕方を伝えていく。

⇒どちらも疲れが出てくる夕方に起きている。イライラしないように、広いホールに移動したり、玩具の数を十分に行き渡る量を設定する。

 

【ハッピーエピソード】

・給食の時に女の子(1才)がみかんを見つけて、「ばっ!(みかん)ばっ!(みかん)」と指さしてみかんを欲しがっていた。

その子が友だちにも教えたかったようで、となりの席の友だちの肩をたたいて、「ばっt!(みかんあるぞ)ばっ!(みかんあるぞ!ほら!あそこ!〇〇先生のところだよ!)」と声をあげていた。

 

会話って「ばっ!」だけでも、通じ合えるもんですね。

 

【今週の手遊び】

・「ちょちちょちあわわ」

ちょちちょちあわわ

かいぐりかいぐり とっとのめ

おつむてんてん ひじぽんぽん

 

【その他】

〈ケーキ会食〉

・乳児全クラスでホールに集まり、クリスマスの歌(赤鼻のトナカイ)ダンス(うさぎ野原のクリスマス)を踊った。その後全員でおやつのケーキを食べていく。1年目の若手が会の司会を頑張ってしている時に、ベテランの保育士が死んだような目をしていて、盛り上げるフォローなどは一切なかった。この保育園やっぱりクソだなって感じた。

 

〈保護者会〉

・1月の保護者会に向けて、子ども達の日常の様子をビデオに撮っている。しかし、ビデオを撮ることで保育者が1人マイナスな時間ができて、撮ることが難しい。

・4月の保育園の様子も撮っておけばよかった。この春から冬までの子ども達の成長が4月と比べることで、もっと保護者に伝わったんだろうなと反省した。

 

 

【日々保育(横ちん先生)とは】

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年齢:20代後半の中堅保育士

Twitter:@FuckingHoiku

ひとこと:保育計画と事務作業が苦手な自分に向けた、記録をブログに綴っています。保育って結局経験がものを言う。もうすこし詳しい

【保育は環境がすべて】自分らしく生き生きと遊べる空間作り。

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【大人主導の保育になっていませんか?】

・子どもが遊びの環境の中で自分で遊びを選択して、やりたいことを十分にできる環境の中にこそ、非認知能力の学びがびっっしりとつまっている。

 

・大人の都合で保育していませんか?

 

・子どもが主体的に遊ぶには、保育者が子どもの姿から何が必要なのか判断し、子どもと相談しながら環境を整えることが最も重要。

また多様な援助を要する子どもにとっても、自分で安心できる場所を選んで、自らクールダウンできる有効な場所を設定する必要がある。

 

・広いスペース、狭いスペース、など各保育環境は異なるが、

子どもの姿や願いを叶えること

限られた環境の中で、様々な願いを叶えられるようバランスを取りながら、環境を整えていく』この2点は共通している。

 

 

 

主体的とは?

 

・それでは「主体性」「自分らしく生き生き遊ぶ」とはどういうことなのか??

下記のようなキーワードがでてきた。

 

集中

やりたこと

一人で

周りに左右されない

好きな遊び

継続

やってみたい

トラブルが少ない

自分でしたい

子ども同士のやりとり多

じゃまされない

 

まとめると、

〇自分でやりたことをみつけ、集中して遊ぶ姿

〇ひとりでまたは友だちと一緒に工夫したり、イメージを膨らまして遊ぶ姿

〇満足するまでくり返し遊ぶ姿

この3点が主体的に自分らしく生き生きと遊ぶ姿である。

 

主体的に生活するには?

 

それでは、主体的に生活するには何が大切であるか?

 

環境設備

安心感

子どもの興味関心にあったもの

時間のゆとり

大人の気づき

見通し

自分をだせる

受け止める

大人との関わり

信頼関係

 

この結果、子どもが主体的に活動するために必要なことが見えてきた。

 

①安心感・安定感が得られる環境。

ありのままの自分をだせる保育者との信頼関係。

・居心地の良い自分の場所。空間作り。

・見通しを持ちやすい生活環境作り

 

②興味や関心をもち、遊びたくなる環境。

・興味や欲求をとらえ、イメージを誘発・刺激となる環境。素材と材料の準備。

・憧れのモデルの仕掛け

 

試行錯誤を遊びの中で、くり返すことのできる環境。

・じっくりと取り組める時間や場所。

・一緒に楽しんだり、共感できる友だちの存在。

・子どもの気づき・思考・展開を促す、保育者の援助。

 

 上記の3点のポイントを元に、子どもたちが主体的に活動を進める基盤となる安心感・安定が得られる環境作りを目指し、子どもの姿から見直し、改善をくり返すことが必要になってくる。

さらに乳児期は安心感の中で過ごすことによって、次へのステップに進める。

 

 

まとめると…

・保育所保育指針より「十分に養護のいき届いた環境」というのは、

『一人ひとりの子どもが、保育者に深く愛され、好きなことが沢山できる、整えられた環境である』と感じた。

乳児期から、安心・安定を基盤とし、主体的に行動できる関わりや環境づくりを意識して保育していく。

 

【看護師直伝】保育士が知っておきたい子どもの感染症パート2

 

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保護者の方にも聞かれることの多い感染症の基本知識を、主要症状、感染しやすい期間、登園のめやす元に書いていきます。

登園のめやすは、保育士として知っておいた方が良いでしょう。

いつもインフルエンザの登園のめやすがわからなくなる。笑

 

インフルエンザ

 

主要症状

・突然の高熱、のどの痛み、ふしぶしの痛み、だるさなどがみられる。

 

感染しやすい期間

・症状がある期間(症状が出る24時間前から症状が出た後の3日程度が最も感染力が強い)

 

登園のめやす

発症後5日(発目した日を0日とする)を経過し、かつ解熱後3日(解熱した日を0日とする)を経過してから登園を許可する。

 

 

ウイルス性胃腸炎 ノロ ロタ アデノウイルスなど

 

主要症状

・突然吐きはじめ、腹痛、水様の便がみられる。時に便がレモン色や白色になる。

 発熱もみられる。

 

感染しやすい期間

・症状がある間と、症状消失後1週間程度(便中には数週間ウイルスが出続ける)

 

登園のめやす

・主な症状が消え、2日経過してから登園。

 

 

溶連菌感染症

 

主要症状

・強いのどの痛み、発熱、頭痛、発疹などがみられる。

 風邪と違って、咳や鼻水が出ないのも特徴。

 

感染しやすい期間

・適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後1日間。

 

登園のめやす

・抗菌薬内服後24時間以上経過した後に登園。

 

 

RSウイルス感染症

主要症状

・咳や鼻水からはじまり、次第に呼吸がぜいぜいしてくる

 発熱もみられる。

 

感染しやすい期間

・症状が出てから通常3~8日(乳幼児では3~4週間も続くこともある。)

 

登園のめやす

・症状が安定した後登園。

 

マイコプラズマ肺炎

 

主要症状

・発熱、咳、痰がみられ、頑固な咳が長時間続く。

 夜間、早朝の咳がひどくなる

 

感染しやすい期間

・適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後数日間。

 

登園のめやす

・症状が安定した後登園。

 

 

【ヘルパンギーナ】夏に多い

 

主要症状

・2日前後の発熱。のどの痛みがみられる。のどに特徴的な水疱ができる。

 

感染しやすい期間

・発症後数日間(便中には1ヶ月程度ウイルスが出続ける)

 

登園のめやす

・解熱し、普段の食事がとれることを確認後登園。

 

 

【手足口病】夏に多い

 

主要症状

・2日前後の発熱し、その後手のひら、足の裏、口の中に水疱ができる。

 

感染しやすい期間

・発症後数日間(便中には1ヶ月程度ウイルスが出続ける)

 

登園のめやす

・解熱し、普段の食事がとれることを確認後登園。

 

 

突発性発疹

 

主要症状

・発熱が3~5日続き、解熱後全身に発疹がでる。

 

感染しやすい期間

・発熱している間

 

登園のめやす

・解熱し、全身状態が良くなってから登園。

 

 

伝染性膿痂疹 とびひ

主要症状

・鼻の周辺や湿疹、虫刺されなどひっかいたところが赤くなり、水疱ができてただれる。火の粉が飛ぶように全身に広がりやすい。

 

感染しやすい期間

・効果的治療開始まで。

 

登園のめやす

・皮膚が乾燥しているか、湿潤部位が被覆できる程度になってから、登園。

 

 

アタマジラミ

 

主要症状

・多くは無症状だが頭皮のかゆみがみられることがある。

 頭皮の中にいる虫体や毛髪に付着した虫卵がみられる。

 

感染しやすい期間

・産卵から最初の若虫が孵化するまでの期間は10~14日間。

 

登園のめやす

・駆除開始後、登園。

 

 

【おわりに】

感染症怖いですね。

子どもや自分の身を守るために正しい知識で予防していきましょう。

うちの保育園のおばちゃんたちはこぞってR-1が良いと言っています。

MEIJIの会社の人かなって思うほどにね。笑

 

今年から飲んでみようかな?

 

 

【良い保育ってなんだろ?】子ども主体の遊びが生まれる保育

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【幼稚園と保育園の違いは何か?】

 

どちらも教育という観点からいえば同じなのです。

教育という論点を保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、と見直している。

厚労省も動いている。

 

まずは2年後に小学校一年生が変わる

いままでは、保育園や幼稚園にここまで育ててください。やってきてください。とある一定の基準まで子どもたちを育てる考えだったのが、スタートカリキュラムが始まることで、遊びの時間をもっとも大切にする考え方になる。

 

一年生になったから急に40分椅子に座って勉強するのではなく。

 

年長と同じ内容を保育園から繋げていくことになる。

 

これから小学校も保育園も変わります。

  

 

それでは教育とは??

 

遊びをとおして子どもたちが学ぶこと。

 

遊びと言ってもただ単に遊ばせているだけの保育は教育とは言わない。

 

子どもの中の知的好奇心をくすぐり、子ども自身が「これやりたい」という自ら主体的に動き「やりたい」気持ちを沢山出していくことが大切。

 

問いがあるから、「やりたい」気持ちがでてくる。

問題解決学習。

 

1つの問いをクラス全員を巻き込んで、さらに家庭を巻き込んでいく。(ドキュメンテーション)

 

そうすると園での出来事を家庭でよく話す子どもになる。

園でこんなことまで教わって体験してるんだということを、保護者にも可視化(見える化)してクラスの保育のファンにする。

そうすることで、保護者との信頼関係を子どもを通して築いていける。

 

 

【園で遊び込む経験が多い子の方が、小学校以降の学びに向かう力が高い】

 

遊びを大切にしている保育園には、子ども一人一人の遊びにドラマがある。

ドラマとは子どもの学びの物語。

その学びの物語⇒エピソードを保護者に10の姿を通して説明する。

それがプロの保育士の仕事。

 

その学びの物語が見られるのは、保育士が環境を設定しているから生まれる。

保育の質は保育士の環境設定が重要になってくる。

 

子どもが今夢中になっている物を見いだせるかが保育の質。

子どもの発信に気づいて、すぐに行動する。

 

クラス全員を巻き込みブームを作り出していく。

 

そんな保育を目指していく。

 

 

【達成感、愛されること】

小さい成功体験を数多く経験できる保育園でありたい。

親がイライラしてしまう部分も、その子の良さをしっかりと見極め、一人一人を愛せる保育士になりたい。

 

 

 こんな理想を書いたところで、実際に保育の現場では、保育士同士が不満を言い合っています。

つまらない大人ばっかだなっと感じます。

あーあ

ひとりで頑張ってもむなしいだけだは!

ひとりでは何にも変えられなし、まだまだ下っ端だし、、

だけどね、ちゃんと私の気持ちが届いている人もいると信じて、明日からも保育頑張ります。

 

クラスでブーム起こす。

 

保護者を私の保育のファンにする。

 

 

 

 

 

【保育園の感染症】基礎的な感染症の知識パート1(感染症から子どもを守れ。自分を守れ。)

 

 

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だんだんと肌寒い日が増えています。

保育園で感染症が最も流行する季節がやってきました。

冬の時期は嘔吐に下痢のオンパレード。

子どもの菌は強く、保育士1年目はウイルス性の様々な種類の感染症をもらいつらい日々を過ごしました。

帰宅時、各駅停車する駅ごとに嘔吐して、脱水で死にかけたこともありました。笑

おそるべし保育園の洗礼です。

 

・感染症を予防し、自分の身体を守る。

・子どもたちを感染症から守り、流行を防ぐ。

  

  

感染症とは?

 

うつる病気です。

広がる可能性がある。

 正しく理解してないと、いつの間にか広がってしまう。

 また誤解するとうつらないものもうつると思ってしまう。

 例えば、エイズは接触感染をしないなど。。。

 

感染症とは?

微生物が、人の体内に侵入することで引き起こされる病気。

 

  

感染症の成立

 

・感染症が成立するには3つの要素が必要。

 

感染源(菌が存在すること)⇒排泄物、嘔吐物、血液。汗以外の体液。

 

感染経路(菌が侵入する経路)⇒飛沫感染、空気感染、接触感染など

 

感染を受ける環境⇒37度+水分+栄養=好条件

          高齢者や乳児などの抵抗力の弱い存在は感染しやすい。

 

 

 保育園における感染症の特性

 

・長時間の集団生活

・乳児は床をはいはいしたり、玩具や様々な物をなめる。

・正しいマスクの装着、適切な手洗い、衛生的な環境を維持することが困難。

 

以下のことから集団感染が生じやすい。

 

 

 

保育園における感染症対策の目標

様々な感染症の侵入と流行を…

        完全に阻止することは不可能。

なので、流行の規模を最小限にすることを目標とする。

 

 

 

感染経路別対策

『接触感染の主な病原体

RSウイルス、ノロウイルス、インフルエンザウイルスなど

 

《接触感染》⇒接触感染はさわることで生じます。

      ・直接接触感染⇒握手、キス、抱っこなど直接触れることで感染する。

      ・間接接触感染⇒ドアノブ、手すり、遊具など物を介して伝染する。

病原体の付着した手で、口、目、鼻を触ることにより感染する。

 

接触感染の対策は「手洗い」が一番です。

手洗いが正しく行われていれば…

・病原体を自分に付着させません。

・病原体を他の人や遊具、施設内に広めません。

 

「手洗い」の注意事項。

①タオルの共有はしない。ペーパータオルをつかう。

②固形石けんより液体石けんを使う。

③蛇口、液体石けんの押す所も感染源となるため注意する。

 

でも子どもたちは十分に手を洗うことがができません。

・職員が見本となって正しい手洗いを実行する。

⇒急いでいるとちゃちゃっとやりがち。これぼくです。

 うちの園では看護師年長手洗いマンになり、各クラスに手洗い指導しに行ってま    す。

 

・子どもの手が触れる場所を消毒する。

 

・発症した保護者、子どもには登園自粛してもらう

⇒中々保護者に対して強気になれず、子どもが無理をして、結局何日も休むはめに…あの時もう一押しできてれば!!っと後悔したことがあります。

 

  

『飛沫感染の主な病原体』

⇒インフルエンザウイルス、アデノウイルス、肺炎マイコプラズマなど。

 

・飛沫感染は感染している人がくしゃみ会話をして口から病原体を含んだ飛沫を飛ばすこと。

咳で1~2メートル、くしゃみで5~6メートル飛びます。。恐ろしい。。。

 

飛沫感染対策は「マスク」が一番です。

マスク」をすることで…

 

・病原体を口から飛ばすことを防ぎます。

 

・病原体を吸い込むことを防ぎます。

 

基本的にマスクは一日一枚。

・マスクの外側には病原体が着いているためさわらない。

ついついやりがちなあごマスク。自分のあごに着いている病原体をマスクの中に入れてしまうため、マスクの効果が薄れる。

・メガネが曇るのは、マスクの付け方が下手だから。始めにノーズフィッターで自分の鼻の形をつくってからつけるのが基本。

・マスクは良いやつを使おう。

 

 

『空気感染』

・ウイルスや細菌など、病原体を含む咳やくしゃみから水分が蒸発し、さらに小さな粒子になって発散し、空気中に長時間浮遊している間に、人に吸い込まれることで感染する。

⇒空気感染の対策は「換気」すること。

  

 

感染症の基本的な事柄を書いてみました。

パート2では流行しやすい感染症の紹介や嘔吐の処理などを簡単にまとめていきたいと思います。

少しでも皆さんの役にたてれば光栄です。

 

これからも保育にブログに頑張ります。